2008年3月23日 (日)

リレー小説「午前2時」(2)

2.

マンション入り口の、オートロック解除の為に、部屋番号を入力する機械のところで手帳を開き、アケミの部屋番号を確認した。

番号入力に手間取っていると、

後ろからピザのデリバリーに訪れた男が

「先にいいですか?」

と声をかけてきた。

「あっ、すみません。どうも慣れなくて。お先にどうぞ」

と答え後ろに下がった。

「男と女の友情」とはいえ、今から女の部屋へ入ると思うと、嫌が応でも俺はやっぱり男だと実感するのであった。

ピザ屋の男が入るのを確認し、

女の部屋に入るという、ちょっとした期待も抱きつつアケミの部屋番号を入力した。

ピンポン。ピンポン。。。

何度も鳴らすが返事が無い。

こんなことならピザ屋と一緒にオートロックをかいくぐれば良かったのか。

(ミッチー)

2008年3月23日 書籍・雑誌 |

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