2008年4月16日 (水)

映画「百万円と苦虫女」試写

この作品、たぶんkiyori、今年観た中で1番スキだ・・・現時点で! こんなコト、毎回言ってないか? だって、ホント今年は邦画のクオリティがどんどん高くなってる。そりゃあそうだ。監督だって進歩しているのだから。

「百万円と苦虫女」、共感指数高い作品でした。好きな理由の1つには、好きな俳優が出ている、というのもあります。蒼井優と森山未來。この組み合わせ、ちょっと意外なようで、新鮮に見れました。あとは、スクリーンに収まっている絵の切り取り方が好き。これはもう監督のセンスによるところが大きいんだけど、全体の色や選んだロケ地、部屋の中のモノ、衣装、出演者、全部良かった。kiyoriの趣味に合ってました☆

そして特に良かったのは、物語の終わり方!終わり方がすごく良かったんです。大袈裟でもなく、感傷的でもなく、非常にアッサリしていた。ちょっと自分が重なりました。ギリギリまでは悩むし、粘るし、頑張るけど、気持ちが決まったらもうアッサリしている。詳しくは書けないけど、蒼井優演じる鈴子の強さと潔さ、背筋の伸びた感じがよかったなぁ。それがものすごく特別なことじゃなくて、身近に感じることができた。

監督はタナダユキ。脚本も彼女の手による。やっぱり監督が脚本書くパターンが、いい作品への道の1つだったりするね。監督は客観的な立場に位置しているだけでなく、もっと作品の深いところまでアーティストとして自分を投影してくる時代。俳優とも、同じアーティスト目線で会話できるんじゃないかなぁ、なんて想像してみたり。

Cid_01080416103808_____d705idocom鈴子は短大を卒業して就職もできずにアルバイト生活。どこにでもいるような女のコ。どうにかして、この生活を変えようと考えている中、友達にルームシェアを誘われ、事件に巻き込まれてしまう。家族に迷惑をかけ、「百万円貯まったら、この家を出て行きます!」と宣言してしまう。アルバイトの日々。やっと百万円が貯まったので、鈴子は旅に出る。海辺の街で働きながら、再び百万円を貯め、貯まったら次の場所へ。。。

人との関わりたくないのに、関わってしまう。百万円を区切りに転々と旅をしながら移り住むガールズ・ロードムービーっぽい感じ。切なくて、強い鈴子は、他人には自分探しの旅?なんて思われてるけど、ホントは今を生きるだけで精一杯。

彼女の感情の流れと、ゆきつく先は、ぜひぜひ映画館で観てください!

ちなみに森山未來は、鈴子が何ヶ所目かに移り住んだ街で出会った学生。もうっもうっもうっ!って、たぶんこの映画を観た人の多くが、彼に言うでしょう。想いを伝えることの難しさや伝わった喜びや、そんないろいろゴッチャになるけど、彼にも好感を抱くんじゃないかな。でも、もうっ!です(詳しく書けない・・・笑)。

百万円。これだけあったら引っ越せて、当面暮らせる。そういうちょっとリアルな金額。金銭感覚もちゃんとしてて、自分の足でシッカリ立とうとしている鈴子の不器用な生き方を、蒼井優が好演してました。

2008年4月16日 映画 |

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受信: 2008/04/18 13:36:18

コメント

はじめまして♪
かみさんの実家が日立の
河原子海岸で民宿をしています♪

蒼井優の映画
【百万円と苦虫女】
河原子で撮影してました♪
休憩中ですが、写真撮ったので
見に来て下さい♪
実物はすごく
可愛かったです♪
監督が、この河原子海岸が
気に入って撮影したそうです!
実物は、綺麗でした♪
僕の母親・義父が他界して、
かみさんの兄弟と
実家を盛り上げて行こうと
ブログを作りました。
通年民宿 第二常作です・・
合宿にも使ってくださいね♪
宜しくお願いします♪
http://motemama.seesaa.net/

投稿: ぴょん | 2009/05/29 23:51:24

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