2008年8月25日 (月)

映画「ブタがいた教室」試写

Photo ワタナベフラワーのクマちゃんと、映画「ブタがいた教室」の試写を観てきました。次号「side b」でクマちゃんが映画レビューに初挑戦です。

さて、この映画、いろんな意味で問題作なのかもしれないなぁ。試写を観終わってからも、しばらくクマちゃんとディスカッションしました。「問題を後送りしない。自分たちでちゃんと答えを出すことが責任」---という小学生なのに政治家よりもキッパリしてる発言をする子たちを見ながら、いろいろ思うところがありました。

「ブタを飼って大きくなったら、みんなで食べよう!」わぁい!物語は日常の中で割と簡単始まりました。名前はPちゃん。みんなで小屋を作り、えさを与え、一緒に遊びながら成長を見守る。先生(妻夫木聡)も26人の生徒も、卒業間近になって答えに悩み苦しむことになるなんて、この時点では想像もしていませんでした。

この物語は大阪の小学校で実際に行われた授業で、ドキュメンタリー番組として平成5年に放送され、大きな反響を集めました。子どもが「いのち」や「食」について考える素晴らしい試み!として賞賛される一方で、生命の責任を問う過酷な体験は教育の範囲を超えている、という批判も浴びたのです。

スーパーの豚肉は食べれるのにPちゃんは食べれない!? 名前をつけた時点で、それは食用のブタからペットになったのだから、ペットを食べることは子どもに大きなトラウマを残すことになる!?

―――アナタならどうしますか?

いつしかPちゃんを「食べる」「食べない」でクラスは真っ二つ。話し合いの場で、生徒達は涙をポロポロこぼしながら真剣に意見をぶつけ合う姿は、演じているのではなく、まるでドキュメンタリー番組みたい。

大切なのはいのちなのか?育んだ愛情か?約束を守って自分達の責任を全うすることなのか?

この作品は、観る側にも答えを求めてくるような厳しい内容です。だけど、観終わった後、何やらいろんな感情に頭の中が支配され、胸が締めつけられ、誰かと語り合わずにいられない大事な問題提起をしてくれています。

★公開はまだまだ先。11月1日からです。

2008年8月25日 映画 |

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