2008年11月26日 (水)

映画「誰も守ってくれない」試写

年末年始公開の映画の傾向を見てみると、底抜けに明るい作品がほとんどないことに愕然とする。今の世の中を反映しているのかな。

世界が滅亡するかも・・・という大きな恐怖とは違った観点で、<心の中の闇>という計り知れない深く暗い気持ちが、近年はさまざまな事件や問題を巻き起こしている。人の心の痛みを感じられなくなってきている世の中で、人が人を信じる大切さを語りかけてくる秀作です。

大ヒットシリーズ『踊る大捜査線』の脚本を手掛けた君塚良一監督が、取材の中で知った、「容疑者家族の保護」という新たなテーマを、ドキュメンタリータッチで描く。

ある日突然、殺人犯として未成年の子が逮捕された時、その家族の運命は?殺人犯の妹(志田未来)になってしまった15才の少女の生活は、さっきまでの楽しい学校生活や友達や彼との会話もどこか別世界へいってしまったみたい。「殺人犯の家族も一緒に罪を償え!」と叫ぶマスコミや周りの人々。

そんな少女を保護する刑事役に佐藤浩市。彼自身も、自分の家族のことで悩みを抱えている。少女の母は現実を受けとめれない・・・、家族はマスコミに追いかけられ、暴走するネットの悪意に満ちた掲示板には身近な人の裏切り!

傷つき、心を閉ざしていく少女を守る刑事。守るということは、彼女の痛みを理解し、受け止めること。

試写室では、佐藤浩市に自分を重ねて見てたと思われる男の人たちが、あちこちで泣いていた。左側の席の男の人は、ハンカチで涙をぬぐうほどの号泣ぶりだった。。。そ、そうか、男が泣く映画なのか!?

2008年11月26日 映画 |

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