2008年11月27日 (木)

映画「大阪ハムレット」試写

大阪を舞台にした映画は、ここ1~2年の間に数本あった。阿部寛と中谷美紀主演の「自虐の詩」(2007)、実在のプロボクサー家族の物語「子猫の涙」(2007)とかも。舞台になる大阪の景色が下町で、人情とか近所づきあいとか、生活が苦しいとか、、、どうして大阪って映画になると、こういうイメージになっちゃうのかな、大阪でスタイリッシュな若者の映画って、なかなかないよね、、と大阪出身の人と話したことがあったけど、「大阪ハムレット」も試写状の写真を見ると、いつもの大阪の雰囲気。

・・・そんなワケで、「side b」でのレビュー掲載を見送ってしまいました。

が!・・・・が!が!が!ごめんなさい!ホントいい映画でした。心があったかくなる、いい映画でした。家族や仲間や仕事など、人間関係に疲れを感じてる人も、きっと観たら大らかな気持ちになれるよ。

いびつな家族。死んだお父さんの弟と名乗るおじさんが、お父さんの葬式の日から、なんとなく家に同居している。長男は中3なのに、大学生くらいのオトナに見えてしまう風貌。次男はヤンキー。ケンカばかりしている。小学生の三男は、本気で女のコになりたいと思ってる。全員の中心にいる母親は、働き者でおおらか。みんな母親のことが大好きだ。

毎日のように問題が勃発する。でもそれって、どんな家庭にもあるようなこと。

長男が女子大生と恋に落ちたり、次男は担任の先生に「久保クンはハムレットやなぁ」と言われ、その理由を知るために、辞書を片手にシェイクスピアの「ハムレット」を読み始める。三男の学芸会・・・。

生活してれば起こる、日々のいろんなことを、家族みんなで笑い飛ばしながら、進んでいく。そんな強さ。

素敵な物語で、気持ちがあったかくなってけど、やっぱりこの物語は東京の物語ではないね。いつもの大阪のイメージ。でも、大阪を舞台にした最近の作品の中では、一番好きです。次男が気分爽快です。ものすごく有名な俳優とか、イケメン俳優とか使ってないのも良かったと思いました。

2008年11月27日 映画 |

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コメント

たしかこれって原作漫画だったと思いますが、この漫画を書いていた人の過去の作品と違ってなんかほろりした印象がありましたね。いずれ広島でもやるかもしれませんね。
>どうして大阪って映画になるとこういうイメージになっちゃうのかな
そういえば、そうですね。大阪ほどステレオタイプの強い街ってないような気もします。

投稿: ロボコン | 2008/11/27 9:22:41

>ロボコンさん

この試写、ミッチーと行ったんですよ。
でね、ミッチーと観に行った試写はハズシなし、なんです!
今のところ。

12月10日発行の「side b」では、ミッチーが2本もレビュー書いてますよ。広島は、東広島のT-joyで配布してますよ~。

投稿: kiyori ♪ | 2008/11/28 0:13:35

大阪となると人情とかあとはVシネなどステレオタイプ過ぎますね。誘致する側、フィルムコミッションも逆にステレオタイプな大阪映画なら拒否するとか、逆に既存のステレオタイプ大阪ではない映画こそを誘致して欲しいですね

投稿: momo | 2008/12/14 16:39:17

>momoさん

ホント不思議ですよね!
大阪のイメージって、映画ではほぼ同じ。
大阪のオシャレな若者の物語って・・・映画では観たことないですね~。

でも、もしかしたら大阪の誘致する側が、そういう面をプッシュしてるのかもよ!?
そして、若い世代の人たちが、それ以外の大阪があるのに!って憤ってるのかな。

あ、邦画の映画音楽担当に「赤犬」のクレジットの多いこと!
彼らって関西・・・ですよね??

投稿: kiyori ♪ | 2008/12/16 0:03:20

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