2009年2月22日 (日)

映画「スラムドッグ$ミリオネア」(side b)

今週、米アカデミー賞の最優秀賞が決まりますね。世界が注目している作品の中に、ダニー・ボイル監督作品「スラムドッグ$ミリオネア」があります。

次号「side b」ではクロスレビューで紹介しています。クロスレビュー。1つの作品について複数のライターがレビューを書くこと。

試写を観た直後にもブログで感想を書いたけど、時間が経ち、こうしてレビューにまとめると、また違った角度で作品を評価している自分がいます。不思議だなぁ。だからこそ、試写を観た日に、その日感じたことを書いておかなきゃ、と改めて思うのでした。

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スラムドッグ$ミリオネア

インドを舞台に、混沌の中を抜け出す希望とパワーに満ちた生命力溢れる青春ストーリー!「トレインスポッティング」のダニー・ボイル監督作品は、若者の貧困や不満、押し潰されそうな環境で必死に生きるヒリヒリしたエネルギーを、音楽と融合させて伝える卓越したテクニックを持っている。インド風でもなく、疾走感のあるメロディが胸を締め付ける。迷路のような街の中、海沿い、列車の屋根、いつもジャマールたちは走っていた。自分の生まれ育った小さな世界から脱出することを夢見て、信じるモノを求めて、ただガムシャラに走り続けていた。青年になったジャマールは、世界最大のクイズショー「クイズ$ミリオネア」に出演し、最終問題のステージまで登り詰めた。しかし、スラムの負け犬(スラムドッグ)が、問題の答えを知るはずはない、と疑われる。でも現実は、彼の過酷な人生が彼に答えを導いていたのだ。それは偶然なのか?運命なのか? さて、日本でも馴染みのある「ファイナルアンサー?」(笑)。だが、これはクイズ映画じゃない。なぜジャマールはこの番組に出演したいと思ったか? そう、この作品は疾走する青春のラブストーリーなのだ。離ればなれになってしまった少女を必ず見つけ出す!と心に誓うことこそが壮大なロマンを巻き起こす!ボストン・グローブ紙が、「今晩、どんな予定があっても中止して、この映画を観に行くべきだ!」と書いた気持ちがわかる。久々に勢いのある洋画だ。(松本きより)

2009年2月22日 映画 |

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